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【おすすめアニメ】映画『トイストーリー4』結末に賛否も続編に期待!

 

ファンの間でもその「衝撃の結末に賛否両論」の感想が出ている映画『トイストーリー4』について、今日は「ネタバレあり」で感想をまとめたのでご紹介したいと思います。

 

ラストの”おもちゃ”であるウッディが出した結論に、”人間”の、それも大の大人たちが「あーだ、こーだ」と意見を出し合い、考えるきっかけとなっている時点で、価値ある作品なのかな?とも思います。

 

また、映画『トイストーリー4』は2020年5月現在『U-NEXT』で配信中です。

 

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では本記事では過去作ではあまりなかった展開や表現を、今日は「ネタバレあり」でまとめてみました。

 

「おもちゃ」とは?

「人とおもちゃ」の関係

「トイストーリー」とは?

 

これらの内容を「ネタバレあり」で書いています。

 

「ここはこう思う!」

「違うと思います!」

 

などのご意見、ご感想があれば、りょうちん(@ryotindochu)まで遠慮なくお願いします。

 

※では以下「ネタバレあり」です。未鑑賞の方はお気を付けください。

内容・結末の感想

 

今作品について、正直に僕の個人的な感想も、

 

新しいキャラも可愛くて面白かったけど、この内容と結末はどう受け止めたらいいんだろ・・・?

 

と思ってました。

 

実際に、他の方の感想を見ても今作品については賛否両論あります。(下記記事にたくさんの感想をまとめまています。)

【おすすめアニメ】映画『トイストーリー4』の感想は賛否両論?? 今日は映画『トイストーリー4』の感想をまとめてみたので、ご紹介いたします。 世界中で大ヒットした『トイストーリー』シリーズの最...

 

りょうちん
りょうちん
特に、ラストでウッディが降した決断に関しては「大きな反響と賛否両論」の意見が出ていますね。

 

①ラストでのウッディの決断について。

 

まず、過去作を観てきた僕の意見ですが、「トイストーリー」という作品は、

 

「”おもちゃ”という役割を受け入れ、それを”全うする”尊さ」

「仲間たちとの絆」

 

”おもちゃ”と”子ども”という観点から、追及してくれた作品です。

 

つまり、”おもちゃ”であるウッディが、

 

「アンディを楽しませ幸せにし、仲間を大切にすること」

 

を一番に考え、それを全うすることが、多くのファンの心を打ってきたんだと思います。

 

だから、”3”のラストで「おもちゃの掟」を破り、自らの意思でアンディのもとから仲間のもとへ戻る決断に感動したんです。

 

しかし、最新作である”4”のラストでは、そんなウッディが、

 

「”誰か1人”のおもちゃであることを辞めて、”みんな”のおもちゃになる」

 

という決断を降し、「ボニーのお気に入りではないという事実だけで、持ち主(子ども)と仲間たちから離れる」という点は、どうしても疑問に思ってしまいます。

 

”3”まで描いてきた、「役割を全うすることの尊さ」「仲間たちとの絆」というテーマを否定するような終わり方で良いのか??

 

「アンディがボニーに託した想い (約束)」

「最高の親友たち」

 

これらのことを考えると、正直、辛い気持ちになりますし、今まで、ウッディが全力で全うしてきた「持ち主(子ども)への想い」から伝わる、「おもちゃを大切にしよう」というメッセージが薄れ、説得力の無い物へと変わってしまう気さえします。

 

②既存キャラの過去作との相違点。知ってるからこそ気になる点。

 

出典:amazon

 

今作では過去作からの既存キャラクターの存在が薄く、「おもちゃの掟」もうやむやで、設定崩壊してるのでは?と思うほど、動き、喋ります。

 

ウッディの親友・バズでさえ、何やら電池も切れかけなのか、”内なる声”の連続使用ばかり。

 

過去作で輝いていた、「ここぞ!」でこそボタンの決めセリフを使い、ユーモラスにウッディや仲間を勇気づけてくれた姿はどこへいったの?とさえ思う姿にファンは肩を落としたのではないでしょうか。

 

さらには、仲間の先頭に立ち、勇気と男気を見せてきたウッディも、軽率な行動が目立ち、ボー・ピープには「私のいうとおりにして」「何もしないで」とまで言われる始末。役立たず扱いされる姿には、悲しい気持ちにもなりました。

 

③過去作とどうしても比べてしまう。今作の描写で評価できない部分。

 

あまり、「過去作が~」「昔は~」と言いたくはありませんが、今作の内容は過去作と比べると、どうしても評価できない部分もありました。

 

特にそう感じたのは、悲しい運命に悩む”おもちゃ”の描写です。

 

ここまで、”2”で登場したプロスペクターや、”3”で登場したロッツォはそれぞれ悲しい過去をもっていましたが、そういったおもちゃたちに”おもちゃ”としての存在意義を思い出させ、「おもちゃとは何か」というテーマを巧みに考えさせる好演出が目立っていました。

 

しかし、今作”4”に登場した、ギャビーギャビーという人形の話にはちょっと疑問を抱かざる得ない描写でした・・・。

 

背中のひもを引くと声が出るはずが、「製造不良」のためおしゃべりができない、いわば「不良品」という設定は、

 

「生まれながらにして、ハンディを抱えて生きる人たちをなぞったもの」

 

ではないかと考えられます。つまり、

 

「そういうハンディを抱えて生きる”おもちゃ”も、他のおもちゃと同じように子どもに愛される役割や権利がある」

 

という点を演出し、”おもちゃ”という題材を通し、”現実社会”へのメッセージとして演出したかったんだと思います。これについては、現代社会へのメッセージとしても意義のあるもので評価できると思います。

 

しかし実際の内容は、正直違和感というか、「それはちょっと違うんじゃ・・・」と思うような奇妙な描かれ方でした。

 

どうだったかというと、まず、ギャビーギャビーウッディから正常なボイスボックスを半ば移植するような形で譲り受け(ここの描写もちょっとちょっとで…)、「美しい声」を手に入れ、「不良品」という存在ではなくります。

 

そして、物語終盤、ギャビーギャビーが持ち主に出会うシーンで、女の子は再生機から流れてくる、その「美しい声」を聴いて、連れていくことを決断するんですが、「これは評価できないな。」とどうしても思ってしまいます。

 

だって、こうなってしまうと、声が出ない「初期不良」状態を否定しているように思えますし、そうなれば、

 

「ハンディを抱えている人が受け入れられるには、その原因を”改善”しなければならない」

 

というメッセージにも取れてしまうからです。

 

「ハンディを抱えていても、みんなに役割があって、生きていく権利がある」

 

というメッセージが崩壊してしまう、この演出については少々、疑問の残る評価できない演出だったと思います。

 

この結末でいいの?続編に期待したい理由。

 

ウッディが可哀そうと感じる理由。

 

今作に対する感想として、

 

「これまでのシリーズを否定している!」

「こんな続編観たくなかった!」

「もう、観たくない」

 

という、感想をたくさん見かけます。

 

この記事でも触れたように、僕自身も”1”~”3”を観ている分、どうしても受け入れがたい部分は多いのは事実です。

 

でも、”3”で「アンディのおもちゃを辞める」決断を降し、「アンディのおもちゃ」という役割を終えたウッディたちが、「次に進んでいく(ボニーへ譲られる)」というのは、おもちゃの意義としては全うな展開です。

 

「アンディとウッディたちの物語」から、「ボニーとウッディたちの物語」になるのは、何ら違和感もありません。

 

では、なぜ、僕自身も含めて、こんなにも”4”を受け入れることが出来ないんでしょうか?

 

それは単純に、僕たち視聴者が、

 

「ウッディに幸せになってほしい」

 

というのを心の底から願っているからだと思います。

 

というのも、これまでの、

 

「バズがやってきて自分が遊んでもらえなくなっても、バズを仲間として受け入れること。」

「アンディが成長し手放されることを不安に思うも、その成長と不安を受け入れ、アンディの側にいること。」

「アンディの側を離れ仲間と、おもちゃとしての意義を全うすること。」

 

というウッディの決断の一部始終を、僕たち視聴者は「外側から覗いていた」からです。

 

「バズがやってきた時、仲間外れのようにはみ出されたウッディの葛藤」

「いつか捨てられるかもしれないと不安になりながらも、”アンディの側にいる”という決断に至る経緯」

「アンディの側から離れ、おもちゃとしてのボニーのもとへ仲間と残る決断」

 

そんな、一部始終を知っているからこそ、「ウッディが可哀そうだ」と特に思うんだと思いますし、やっぱり好きな人には幸せな結末のままで終わってほしいと願うものです。

 

しかし、「そんな簡単に思い通りにいかない」という、人間世界の世の情けまで組み込んでくるなんて、今作品は子ども向けのようで、本当のターゲットは僕たちのような”大人”なのかもしれませんね。

 

ウッディのラストの決断は必然だった。

 

今作のウッディは、過去作と比べても、変なぐらいにドジで間抜けで、どこぞの、タヌキに頼りっぱなしの、のびのび男くんのような存在でした。(彼ほど誰かに頼るようなウッディではないですが)

 

仲間の指示に従わずに単独で行動してはミスをし、ドジを踏んで叱られたりと、ミスを連発。しまいには、ボー・ピープからも見捨てられるシーンもあります。

 

そして、極めつけには、ギャビーギャビーに大事な体の一部(ボイスボックス)を差し出します。アンディと唯一おしゃべりすることができた”声”を失うシーンは、仲間を救うと言えども悲しい気持ちになりましたし、そんなことでしか仲間を救えないのにも切なく感じました。

 

しかし、こういった「昔は凄かったんだぜ」的な、その時代を象徴するような”存在”が、時代遅れと言いますか、世界の目まぐるしく変わる変化に対応が遅れ、置いて行かれているような感覚は、最近の現実社会にもよくあるシーンです。

 

そして、必要以上に”強い存在”として描かれていた、ボー・ピープの存在もまた、現実社会の”強い女性”を象徴しているかのようです。

 

つまり、

 

「早すぎるぐらいの時代の流れに置いて行かれながらも、それでも、自分の役割を見出しながら生きていく」

 

という姿を、今作はウッディを通じ描かれた居たのではないかと思います。

 

だからこそ、今まで、どんな時も持ち主や仲間のもとを離れなかったウッディが、

 

「”誰か1人”のおもちゃであることを辞めて、”みんな”のおもちゃになる」

 

という決断を降したのは、必然であったと思うんです。

 

そして、そのことからも、まだまだウッディの冒険は続くと思います。

 

だって、そのために外の世界で、ボー・ピープと生きていくことを選んだんだから!

 

つまりどういうことだってばよ!?続編の可能性とまとめです。

 

一応ですが、ジョシュ・クーリー監督のインタビューによると、続編となる『トイストーリー5』の製作予定は「現時点では無い」ようです。

参考記事⇒「トイ・ストーリー4」でシリーズ完結? 「ウッディの冒険は終わった」と監督明言

 

しかし、『トイストーリー3』の時点で「続編の予定はありません」と言っていたのに、現在”4”が公開されていますので、こういうインタビューはあまりあてになりません。。。

 

それでも続編に期待したいのは今回こういう結末で終わり「ファンは納得していない」から笑

 

というのは半分冗談ですが、半分本気でもあります。

 

それは、今作で登場した「フォーキーを主役にした短編映画」の製作が実はもう始まっているんです!!

 

もちろん、舞台設定は「トイストーリー4」の物語が終わったその後という設定ですので、これが普通に「続編」と言ってしまっても良いかもしれません笑

参考記事⇒10年周期?「トイ・ストーリー4」こうして出来た

 

また、上記のインタビューでもお話されていますが「トイストーリー4」も企画から公開まで5年ほどかかっていますし、監督が現在受け持ち、製作を進めている作品もあるようですから、現在の段階で実質的な続編”5”の予定が無いのは事実でしょう。

 

しかし、ピクサーの「トイストーリー」に対する愛情からも、これから”5”の製作の可能性は結構高いと思います。

 

というのも、この「トイストーリー」は約10年周期に近い感覚で制作されていることからもその時代時代に合った物語となっています。

 

そして、これからも目まぐるしく変化する社会に合った「トイストーリー」を製作するのが「ピクサー」の指名であり、宿命であると思います。

 

それは、ウッディという人形がアンディの部屋から飛び出し、大きな世界を知って成長し、不条理な世界をも受け入れ、役割を見出していくのは、まさにピクサーそのものだと思うからです。

 

だからこそ、賛否両論になったこの「トイストーリー4」の結末も、今の時代には必要で大切な要素がたくさん詰まっていると思います。

 

今の世の中はたくさんの情報が集まり、考えの多様化、思いがけないアクシデント、今まで通用したものが急に通用しなくなることなど日常茶飯事です。

 

それは全て今作でウッディが直面したものと同じではないでしょうか??

 

だから、今作の結末について僕なりの感想をまとめると、

 

「”アニメ映画”の枠に収まらない、現代社会の問題にまで踏み込んだ、子どもにも大人にもその真意が伝わってほしい、”ウッディ”という男のヒューマン映画」

 

まぁ、ファンとしては”3”のラストのウッディで終わってほしかったのは本心ですけど笑

 

ということで、そんな映画『トイストーリー4』今から観ても遅くはありません。ので、ぜひ、興味を持った方は一度観て下さい。

 

また、一度観た方にこそ、もう一度、今回紹介したような視点で観てみてほしいですね。

 

それでは、今日はこの辺りでノシ