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【おすすめ短編】映画『真夜中からとびうつれ』は全ての映画の予告編

 

 

今日は短編映画『真夜中からとびうつれ』の感想をご紹介したいと思います。

 

また、こちらの映画は2020年5月現在『U-NEXT』にて配信されています。

 

『U-NEXT』は「月額料金が高い」ことで有名な動画配信サービスです。

 

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本記事では「13分」に込められた「映画への情熱」を自分なりに解釈してみたので、お時間ある方はお付き合いください。

 

(以下ネタバレと、「多部さんのタバコ吹かす姿にクラっと来た!」という無理やりなタバコネタが含まれていますので、温かい気持ちでお付き合い下さい。)

 

 

これが映画!?「台詞」は全くないです。

 

この作品、まず台詞が全くありません。

 

なんか、罵倒したようなセリフ(声?)と、多部さんが「映画!」とつぶやくように発した言葉ぐらいです。

 

さらに、出て来る物や人も少なく、「不必要な部分は削ぎ落した。」というような作風ですが、きっと違う意味があると思います。

 

これは後に説明します。

 

「映写機」のような木箱が登場。それを「覗く」人たち。

 

この物語に重要な要素として「映写機」のような木箱が出てきます。

 

まさに「金曜ロードショー」の冒頭でおじさんが回す映写機のような仕組みの木箱で、ハンドルを回し動かすと何やら、その木箱に空いた穴の中で何かが観れる様子。

 

それを小屋のような場所で、1人の映写機おじさんがお金を受け取って回し、お金を払った観客のような男たちが必死に中を覗いています。

 

つまり、これは、

 

お金をもらって映写機から映像を「上映」

⇒「製作者」

お金を払って映写機の中を「観る」

⇒「観客」

 

を表していると思います。

 

「覗いた人」=「観客」の反応。さらにそれを「覗く人」=「俳優」。

 

そしてその覗いた木箱の中がつまらない物だった様子で、それを見ていた「観客」は不満顔で、先に渡してたお金を、映写機おじさんから奪い取り帰ろうとしますが、拳銃まで取り出した映写機おじさん、結局お金を持ち逃走します。

 

これは、現実社会でも、「映画」視聴する際は、中身(映画)がどんなにつまらなく思ったとしても、お金は先払いのため戻ってこないし、それは「拳銃」を突きつけられたかのように、どうやっても逆らえない。

 

つまり、「観客」は「製作者」が作った作品(映画)を観るには、お金を先に払わなければなりませんが、内容に不満があったとしてもそのお金は戻ってこないことへの皮肉的な演出ですよね笑

 

しかももっと皮肉的な演出がこの時あるんですが、木箱の中を覗く観客を小屋の外からさらにそれを「覗く」多部さんが映し出されるんです。

 

これは映画作品を演じる「俳優」の目線を意味していると思いますが、映写機おじさんと観客がもみ合いになっているところで、多部さんが隣を素通りするんです。

 

まるで、「俳優」は「観客」の評価を気にしていない。

 

というような皮肉に見えますね笑

 

俳優は作品と観客を意識するから楽しい。

 

物語後半、多部さんが学校の校舎のような中で映写機を担いでうろうろするシーンに変わります。そして、この時、「鐘」を持っています。

 

先ほどの「観客」を今度は多部さん「俳優」が撮影していくような展開で、この時、多部さんは凄く楽しそうに笑ってます

 

まるで、「俳優は作品や観客を意識するから楽しい」と言わんばかりの笑顔、素敵です。(主観が丸出しやん

 

「俳優」「観客」「カメラ」が揃えば、「映画」は出来る。

 

さらに、出て来る物や人も少なく、「不必要な部分は削ぎ落した。」というような作風ですが、きっと違う意味があると思います。

 

と冒頭で書きましたが、この作品では少なすぎると言っていいほどに余計な情報が一切出てきません。

 

そこに出てくるのは、

 

「観客」

「俳優」

「カメラ」

 

のたった3つです。

 

つまり、この3つさえ揃えば、「映画というのは成り立つ」ということが伝わってきます。

 

細部にまでこだわり尽くした作品。

 

「映写機おじさん(カメラ)と多部さん(俳優)が入れ替わりながら動く」

⇒2つの要素は表裏一体

 

「”カメ”の上に甲羅(こう”ら”)でカメラ(?)」

⇒カメラのダジャレ(?)

 

「カメラを覗き込み笑顔の人々」

⇒映画は必要とされている

 

「多部さん、お金蹴る」

⇒聡子監督「俳優は出演料にこだわらないでね」

 

作品まとめ

 

真夜中からとびうつれ

出演:多部未華子、宇野祥平

監督/脚本:横浜聡子

上映時間:13分

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りょうちん
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これは13分に凝縮された、「あなたに対しての映画」です。

 

13分の短さですし、内容も映画を取り巻く環境への皮肉のような演出が多く、「一体誰に向けられた映画なの?」と疑問に思うところがあります。

 

しかし、この答えは明確に映し出されています。

 

劇中から、多部さんが”鐘”を持ち鳴らしていました。

 

ラストも多部さんが鐘を大きく腕を振って鳴らすシーンで終わりますが、これはまさに「誰がために鐘は鳴る」です。

 

つまり、「一体誰に向けられた映画なの?」という問いに対しての答えで、

 

「あなたのための映画」(誰がために鐘は鳴る)

 

ということですね。

 

たった13分の映画ですが、細かいところまでこだわった、「映画愛」にあふれた作品です。

 

ぜひ、観たことがない方は、「今から観ても遅くはありません。」一度観てみてください。

 

”たった”の13分ですし、仕事の合間にでもサクっとみれますよ。

 
まぁ、なんといっても『真夜中からとびうつれ』は多部さんです!!!
 
 
 
今まで、こんなにも青い服が似合う女性がいましたか!?黒い帽子、タバコをふかす姿は珍しいですし、可愛すぎて必見ですよ!!笑
 
 
 
 
それでは、今日はこの辺りでノシ