恋愛

【おすすめ恋愛】映画『溺れるナイフ』はドキュメンタリー映画!?

 

 

 

先日上記ツイートをしましたが、映画『溺れるナイフ』を観ましたのでその感想を紹介したいと思います。

 

また、映画『溺れるナイフ』は2020年5月現在『U-NEXT』にて無料で配信されています。

 

『U-NEXT』は「月額料金が高い」ことで有名な動画配信サービスと言われています。

 

しかし、初回登録なら31日間無料で利用できますし、初回登録時にもらえるポイントを使えば有料動画も実質無料で観ることができます。

 

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では本記事では、映画『溺れるナイフ』の感想を紹介します。

 

今、大人気監督である山戸結希監督作品でもありますので、期待してほしいですね!

 

(以下ネタバレと、「やっぱ菅田将暉は恰好良いんじゃあ」という個人的な好みが含まれていますので、温かい気持ちでお付き合い下さい。)

 

 

「溺れるナイフ」監督・山戸結希。今、最注目の女性映画監督。

 

引用:oricon.co.jp

 

今作を監督したのは、1989年生まれの山戸結希監督。

 

現在、公開中の映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』の監督でもあります。

 

引用:映画.com

 

また、先日関西テレビ『セブンルールにも出演。

 

僕はこちらで初めて山戸監督を認識したんですが、もうね、一目惚れしました。

 

正直に、上記画像の山戸監督を見てもわかる通り、普段の姿は、「素朴な女性」というイメージです。決して容姿やスタイルも抜群でもない・・・かな?

 

むしろ、声も小さくて、目線も合わしてくれないような、どこか頼りないような印象さえ受けました。

 

しかし、いざ映画の撮影でロケ地の下見をしていた姿と、作品に対して話す姿は「映画監督」そのものでした。

 

目をキラキラと輝かせ、イメージを膨らませ、役者の髪の毛1本1本の流れにまでこだわり、納得するまで何度も何度も取り直す。

 

そんな姿はほんとにカッコ良くて、あの普段の自信なさげな山戸監督はどこに行った?状態で、眠りの小五郎おじさんも、びっくりの変貌ぶり!!!

 

そんなギャップに、僕は完璧に惚れてしまい、

 

今、山戸監督が目の前に現れたら、告ってしまいそうだ・・・。

 

と、まで思う始末です笑

 

そんな、風の向き1つ、細部の細部にまでこだわる山戸監督が、

 

10代の「刹那的な青春」、「恋」、「どうしようもない衝動的な若さ」

 

をリアルに描いた今作品を監督したのは必然だったのではないでしょうか。

 

「コウちゃん」に「好き好き好き好き、大好き」全力好きの夏芽(小松菜奈)。

 

出典:C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会

 

東京で雑誌モデルをしていた少女・望月夏芽(小松菜奈)

 

雑誌「プラム」でティーンモデルとして活躍しており、その人気も日に日に高まってきた際に、突然父親の故郷である田舎町・浮雲町に引っ越すことになり、自分の求めていた世界から大きくかけ離れた世界に失望しかけます。

 

確かに、中学生であの美少女っぷりなら「この先どこまで、特別な存在に育っていくんだろうか?」と考えるのは世の情けですかね。

 

親が期待してしまうのも仕方ないし、ましてや、当人もその気になってしまうのは分かります。

 

しかし、この突然の引っ越しが彼女の運命を大きく動かすのです!!

 

金髪姿が神々しい!?夏芽にとっての「神さん」コウちゃん。

 

出典:C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会

 

・・・と、そこで、出会ったのが、地元一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子コウちゃん(菅田将暉)

 

そして、菅田将暉さんは、なぜにこんなに金髪が似合うんでしょうか??

 

この秋公開予定の映画『タロウのバカ』でも、過激な少年を金髪で演じられています。

 

出典:映画.com

 

話を戻しまして、この見た目以上に一際目立つコウちゃんの不思議な魅力に心奪われ、くちびるも奪われ、どんどん惹かれて、どんどん、どんどん好きになっていく夏芽ちゃん!!

 

「もう会った時から好き!好き好き好き!!!」

 

と言わんばかりの勢いで、この時、まだ中学三年生の15歳。若さゆえの勢いは、マジで凄まじいです笑

 

そして、コウちゃん自身も、育ったこの浮雲町は田舎も田舎で、今まで出会った女の子は、イモッ子イモ子ちゃんばかり。

 

この東京から来た、この超絶美少女に心惹かれていくのは、もはや必然であり当然です!

 

「俺、興味ないし」みたいな様子をしながら実は気になって気になって仕方がないって、まさに王道・少女漫画の展開です!

 

そして、ひそかに思うのは、

 

「どちらも、やっぱり”顔”なのかな!?」

 

いえいえ、違いますね。

 

初めて出会った時から、2人がこうなることは分かっていたんです。

 

だって、出会ったのが「神さんがいる場所」なんですよ。

 

そりゃあ、若い男女なら、これだけで運命感じちゃいますよね??

 

有名カメラマン広能さん登場!夏芽の魅力を写真集に収める。

 

出典:C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会

 

そして、その頃にちょうど、有名カメラマン・広能晶吾(志磨遼平)から、夏芽に仕事の依頼として、写真集の撮影の仕事をもってきます。

 

端正な顔立ちと、スラリと長い手足、誰が見ても特別とさえ思うこの美少女を、ドがつくほどの田舎町と自然にあふれる山中で、この写真集の撮影をしているところに、コウちゃんが乱入。

 

さらには、広能に石まで投げて、

 

「人の土地で何しちょる?そいつも、全部、俺のもんや!」

 

と、言い出す始末。

 

きっと、広能さんと夏芽が2人で何かしていることに、妬いちゃった面もあるでしょうけど、これに対し、夏芽もすぐに走ってコウちゃんを追いかけて行く始末です。

 

2人とも、もう、2人しか見えてないんです。

 

しかも、横で一緒に仕事をしている人を放っておいて、走り出していくなんて、普通の仕事ならクビです。

 

しかし、この広能さんは違いました。

 

走り回って、疲れ果てて、泥だらけになった夏芽を「最高だよ」と言わんばかりで撮りまくります。

 

そして、その表情を見て、

 

「君となら、もっと高いところまで行ける」

 

んん?これはもしかして、好きフラグですか?っと思いましたが、相手は中学生。しかも原作は少女漫画ですので、そんな不純で野蛮な展開はありませんでした・・・この男とは。

 

運命の歯車が狂っていく夏祭り。コウちゃんは神様じゃなかった意味。

 

そして、この物語の最も”重要な事件”が起こります。

 

夏芽とコウ、2人が惹かれあって、お互いを好きになって、いわゆる付き合うことになった時、浮雲町で毎年夏に行われる「喧嘩火付け祭り」という祭りで事件は起きます。

 

なんと、夏芽が熱狂的なファンである若い男に拉致され、強姦未遂の被害に遭います。

 

その時、コウちゃんが助けに入るんですが、夏芽にとっては神さんのような存在でも、彼もまだまだ中学3年生です。

 

もちろんのこと、相手は大の大人の男では力で敵わず、ボコボコに殴られ、助けることが出来ないままに、その事件に気付いた別の大人に夏芽と一緒に助けられます。

 

そこで、2人は心に大きな傷を持ってしまいます。

 

男に強姦されたモデル

 

というレッテルを張られた夏芽は、決まっていた映画の主演やCMの話も流れてしまいます。

 

しかし、それ以上に自分が”神さん”とまで信じていたコウが、どんな時でも無敵で、誰よりも強くてカッコ良かったコウが、自分の危機を助けることが出来なかったことと、殴られ、血だらけになって泣きじゃくっている姿に、激しく動揺してしまいます。

 

また、

 

大事な人(自分も)を守ることが出来なかった

 

コウも、後悔しても悔やみきれないほどに傷つき、自分の不甲斐なさと助けることが出来なかったやるせなさ、傷ついた夏芽の姿にどう接していいのか悩み、直視も出来ないほどに避け、結果、2人は別れることになります。

 

怖いもの無しだった2人が、抗うことのできない力に屈し、絶望してしまったシーン。

 

まさに、「理想」から「現実」に、しかも、とびっきり絶望という名の現実に突き落とされた2人。

 

そうです、「コウちゃんは神さん」ではないし、「夏芽(自分)をどんなことからも守る」力はないんです。

 

つまり、どんなことがあっても、人はその身の丈にあった高さにしかなりっこないんです。

 

それを測る物差しをまだ持ち合わせていない、背伸びしないで、感情の赴くままに行動する2人だからこそ、この映画は魅力的に映りますし、2人の行動が心に響き、何よりも、2人の俳優がとてつもなく魅力的なんです。

 

「溺れるナイフ」映画としての意味。この映画は2人のドキュメンタリー映画。

 

出典:映画『溺れるナイフ』公式

 

今作品がただの「恋愛映画」だと思っている方、もしくは思っていた方がいましたら、もう一度、この記事を読んでから映画を観てください。

 

きっと、この映画に対しての感想や印象が異なってくると思います。

 

この映画は、「小松菜奈」と「菅田将暉」をどれだけ魅力的に撮れるかに、山戸監督が挑戦した、俳優2人が題材のドキュメンタリー映画です。

 

もちろん、監督本人から、そうはっきりと名言されていませんが、山戸監督があるインタビューでお話していた内容を読みとると、そうとしか思えないからです。

 

小松さんは、いつだって長い手足を持て余してしまう、哀しい存在感みたいなものが美しいなと思っていました。女の子が思春期に抱く、「自分の身体はどこに行っちゃうんだろう?」って持て余す感覚が、彼女が立つその画と重なって。彼女の長い手足があるのはそのためなんだなぁって心から思えて、その生身の光る手足の一挙手一投足、日本中の女の子のために跳ねたり踊ったり走ったりするものにしたいと思ったんです。

ただ棒立ちしていてもお人形さんみたいに美しく撮れる人だからこそ、彼女が本当に人形だったら壊れちゃうくらい、お人形さんとしては生きていられない人間の魂ごと撮りたいなって思いました。

 

菅田さんは「何色にもなれて何の役でもできる」、それは確かに真実で、実際にもそうなのですが、それに甘えてしまうと、彼を代替可能な人物として映しかねない。いま女の子が本当に惹かれているのは、菅田さんご自身が代わりが効かない程発光しているからで、菅田さんの一番美しい部分というか、美味しい部分ってどの映画でも捉えきれていないと勝手に感じていたんです。

役自体では捉えきれない部分で輝いていて、女の子に熱狂をもたらしている人だからこそ、それを役に持ち込むというのは一枚壁があるんだなとも感じながら。だから、役のほうに菅田さんを寄せるのではなく、菅田さん自体の魅力が輝くように撮るっていう気持ちは自分の中では強く意識していました。絶対どの映画よりも魅力的な菅田さんを撮りたかった、これだけ重ねて撮られている人だからこそ。

 

そのインタビューで今作品のW主演俳優お2人について、山戸監督はこのようにお話しており、

 

人間(小松菜奈)の魂ごと撮りたいなって思いました

 

との通り、夏芽はどこにいったのでしょうか??もう、この監督には「小松菜奈」しか見ていなかったのは明白ですね笑

 

「作品の展開が△△だから、○○の心情を表現しようと~」

 

とか、映画監督のインタビューで語られるような話は一切なく、ただ、「小松菜奈」の魂ごと撮りたかった・・・と。

 

絶対どの映画よりも魅力的な菅田さんを撮りたかった

 

こちらも、同じく。です笑

 

「菅田将暉」という俳優の美しい部分、魅力的な部分を撮り続けた作品。

 

確かにこの作品の翌年、映画「あゝ、荒野」にて最優秀主演男優賞を受賞しますが、この作品が転機になったのかもしれないと僕は思います。

 

それは彼自身がではなく、「映画界」での転機ではないかと。

 

「菅田将暉」という俳優の魅力を、今まで以上に映画界が知った作品

 

なのではないかと思います。

 

だから、この撮影の後には、「あゝ、荒野」はもちろん、「帝一の国」、「火花」、「となりの怪物くん」などの映画はもちろん、TVドラマでの活躍にも繋がっていったのではないかと思います。

 

ちなみに、この項目トップの2人の画像。夏芽の乱れた帯をコウちゃんが直してあげるシーンが個人的にこの映画のお気に入りシーンです!

 

ファン必見!映画『溺れるナイフ』山戸監督のインタビュー記事紹介。

 

そして、上記インタビュー記事。

 

きっと、僕の感想よりも読んでみたい方が多いと思いますので、しっかりとご紹介しておきますね笑

出典⇒日本の女の子にとって転換期になるような作品を『溺れるナイフ』山戸結希監督インタビュー

 

上記項目で紹介した以外にも、

 

結局、教育とか政治的施策よりも、物語や映画のほうが、人生に濃く関わって、きっと人生を狂わせてしまう致命傷になるんですよね。

 

思春期の身体はめっちゃ動き回るんだけど、どれだけ動いても動いても、抜け出せなくて引っ張られるものがあるなぁって。

 

波でも熱でもそういう風に撮れてしまうというか撮ってしまったというか、事後的な衝撃感がすごくある撮影でしたね。でも傷だらけだからこそ、何度見てもフレッシュに蘇るんでしょうね。人間が作ったっていう証拠だから、傷は。そうやって芸術は愛されてきたのかもしれません。一点の曇りもない物だけが美なんじゃなくて、曇り空だって、人の心を揺さぶりますよね。 

 

一週間経っても一ヶ月経っても学校でプリプリ怒れるような。日曜日にプリクラ撮っても次の週には観たことを忘れちゃうような映画じゃなくて、「なんなんだよ!」ってずっと怒ってもらうような映画になってほしいですね。自分事として、インパクトとして届いて欲しい。映画が生まれるって、それくらいの事件だと思うから。

 

と、山戸監督の今作品はもちろん、「映画」に対しての考え方が興味深く話されていますので、特にまだあまり山戸監督やその作品について、あまり知らない方に読んでほしいですね

 

僕もまだ今作品でしか山戸監督の映画を観てませんが、他の方の感想などを観ていても、

 

「誰にでもおすすめできませんが、文句なしに名作です!」

「最高でした。万人受けしないかもしれません。」

 

など、賛否両論の意見感想を聞きます。

 

しかし、今回の作品を観て、上記のインタビュー記事を読み、きっとこれは「今までになかった映画」ジャンルということで、「受け入れる側が付いていけてない」ような状態なのではないでしょうか。

 

なので、まだ今作品を観ていない方には、ぜひ、視聴をおすすめしますよ!

 

『溺れるナイフ』無料で観よう

 

りょうちん
りょうちん
今回紹介した作品は実際に僕が長期利用している『U-NEXT』で観ることが出来ます。

 

2020年5月現在、映画『溺れるナイフ』は『U-NEXT』の無料作品として配信されています。つまり、登録すればタダで見放題の作品です。

 

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【2020年こそ】U-NEXTがおすすめな理由を徹底紹介!の巻『U-NEXT』はコスパ最強です。 Hulu、dTV、Netflix、Amazonプライムの無料トライアルを全て利用した僕が、そう思った理由を詳しく解説。1人でも多くの映画好きが増えたら嬉しい!!...

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また、なぜ『U-NEXT』がオススメなのか詳しく比較した記事も書いております。併せて参考にしていただくと『U-NEXT』のお得な内容が詳しく分かるかと思います。

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作品まとめ

 

溺れるナイフ

出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)
原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別フレKC」刊)
監督:山戸結希
脚本:井土紀州、山戸結希
音楽:坂本秀一
主題歌:「コミック・ジェネレイション」ドレスコーズ(キングレコード)

 

最後に統括。「山戸結希」の名前を覚えて損は無し。

 

正直に言いまして、それほど観たいと思っていた映画では無いんです。

 

しかし、フォロファーの皆さんの映画『ホットギミック』の感想を観ていると、どうしても気になっていて、特にその監督である、山戸結希監督について非常に興味を持ったことがきっかけです。

 

でも、きっと”出会い”というのは、そんなひょんなことからが多く、心に残るものなんだと思います。

 

そんな、今までの映画とは、少しジャンルの違うような映画『溺れるナイフ』今から観ても遅くはありません。ので、ぜひ、興味を持った方は観てください。

 

それでは、今日はこの辺りでノシ